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GLP-1の最初の1か月に記録したいこと
Ozempic、Wegovy、Mounjaro、Zepboundを始める方へ。最初の4週間に記録する価値のある5つのことと、それぞれがその後の数か月になぜ大切なのかを解説します。
ペンは冷蔵庫の中、最初の投与は終わり、箱には4週間後に次のステップへ、と書いてあります。4週間は、そのあいだに起きたことのほとんどを忘れてしまうには十分に長く、そして、そのあいだに起きたことが本当に大切になるくらいには短い期間です。
セマグルチド(Ozempic、Wegovy)やチルゼパチド(Mounjaro、Zepbound)の最初の1か月は、ほとんどが開始用量で過ぎていきます。添付文書では、これを十分な効果を得るためではなく、体を薬に慣らすための用量としています。だからこそ、何かが変わる前に、あなたがどう反応するのかを知るのに、いちばんいい1か月なのです。
私たちなら何を書き留めるか、そしてそれぞれが役に立つ理由をご紹介します。
毎回の投与は予定どおりにできた?
日付、時刻、用量、そして注射なら部位。地味ですが、いちばん頼りにすることになる記録です。6週目に出てくる疑問に答えてくれます。打ち忘れたことはあった? 正確にはいつ始めた? ずっと同じ場所に打っていない?
副作用はいつ出て、いつ消えた?
吐き気、便秘、下痢、だるさは、始めたばかりのころによくみられます。役に立つのは症状そのものではなく、そのタイミングです。投与の何時間後、何日後に始まり、どれくらい続いたか。4週間たつと、たいていそれは「注射の1日目と2日目、そのあとは平気」といったかたちに落ち着いてきて、それに合わせて予定を立てたり、はっきり説明したりできるようになります。
必要なものを十分に食べられていた?
食欲が落ちると、最初に減っていくのはたんぱく質、食物繊維、水分です。肥満と栄養に関する4つの学会による2025年の共同勧告では、GLP-1による治療中の中心的な栄養の優先事項として、十分なたんぱく質(筋力トレーニングと組み合わせて)、食物繊維、水分補給を挙げています。
食事日記は必要ありません。「毎食、たんぱく質を少しでもとった? はい/いいえ」と「水分は十分に飲んだ?」だけで、知りたいことのほとんどがわかります。
体重はどう動いている? 日単位ではなく、週単位で
体重は水分、塩分、消化によって上下し、食べ方が変わっているときはなおさらです。週に数回、1日の同じ時間に測り、その朝の数字ではなく、線を見ましょう。
毎日はどんな感じだった?
ひとことで十分です。安定、いまいち、むかむか、好調。数字では取りこぼしてしまうものを、言葉ならすくい取れます。そして1か月たてば、調子のいい日とつらい日が、投与のリズムに沿っているかどうかが見えてきます。
私たちが記録すること
最初の1か月のリストを、ひとつにまとめます。
- 毎回の投与。 日付、用量、部位。
- それぞれの症状。 何が、どれくらいの強さで、投与のどれくらいあとに。
- たんぱく質と水分。 ざっくりと、毎日。
- 体重。 週に数回、朝に。
- その日をひとことで。
最初の増量の前に、振り返ってみましょう。1か月が進むにつれて、副作用はやわらいだ? ほとんどの日、たんぱく質はとれていた? 推移は、あなたと処方医が予想したとおりに動いている? そのまとめを診察に持っていけば、「調子はどうですか?」は答えやすい質問になります。
Holtで最初の1か月の記録をつけるHoltの画面を見てみましょう
実際のアプリの画面です。記録して、振り返って、共有する場所をそのままお見せします。

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よくある質問
GLP-1を使っているとき、カロリーを記録する必要はありますか?
必ずしもその必要はありません。すべてのカロリーを数えるより、食欲がないときに不足しがちなたんぱく質、食物繊維、水分を記録するほうが役に立つと感じる人がたくさんいます。
最初の1か月は、どれくらいの頻度で体重を測ればいいですか?
唯一の正解はありません。週に数回、1日の同じ時間に測れば、毎日の上下にとらわれずに推移がわかります。1回ごとの数値ではなく、推移の線に注目しましょう。
参考文献
- OZEMPIC (semaglutide) injection — Full Prescribing Information — U.S. Food and Drug Administration
- ZEPBOUND (tirzepatide) — Full Prescribing Information — U.S. Food and Drug Administration
- Nutritional priorities to support GLP-1 therapy for obesity (joint advisory) — ACLM, ASN, OMA and The Obesity Society, 2025
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