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Holt

つらかった1日だけでなく、パターンが見える副作用記録アプリ

iPhone向けのGLP-1副作用記録アプリ。吐き気、便秘、だるさなどをスライダーで程度づけし、自分で項目を追加して、症状が投与日とどう重なるかを確認できます。

執筆 Holt Editorial Team

覚えておきたいこと

  • Wegovyの添付文書では、胃腸の副作用は増量期間中に最も多く報告されたとされています。
  • 症状があるかどうかと同じくらい、程度が大切です。「少し気持ち悪い」と「食べられなかった」では、相談の内容が変わります。
  • 毎回の投与後の数日は数秒だけ記録し、増量のあとはもう少し丁寧に記録しましょう。
  • 症状の記録が受診のときに役立つのは、投与日と照らし合わせたパターンがあるからです。
  • 強い腹痛や続く腹痛、脱水の兆候は、記録するのではなく、受診が必要です。

処方医から、この1か月はどうでしたかと聞かれます。つらかった火曜日が1回、もしかしたら2回あったのは覚えています。増量のあとにひどくなったのか、それとも毎晩遅く食べていた週だったのか。「だいたい大丈夫でした。少し吐き気があったくらいです」と答えて、話は次に進みます。本当は「少し」より、もう少しつらかったのに。

副作用は、実際より軽く伝えてしまいがちです。受診の日には、たいていいちばんつらかったときのことを忘れているからです。

添付文書には、どんな副作用が書かれている?

Wegovyの添付文書では、最もよく見られる副作用として吐き気、下痢、嘔吐、便秘、腹痛、頭痛、だるさが挙げられ、胃腸の副作用は増量期間中に最も多く報告されたとされています。Zepboundの添付文書のよくある副作用の一覧も似ていて、消化不良、胃酸の逆流、注射部位の反応も含まれています。

大切なのは、このタイミングです。増量の2日後に現れて週の終わりには消える症状と、何があっても毎日ある症状とでは、意味がまったく違います。それぞれの副作用については、GLP-1の副作用ガイドでひとつずつ紹介しています。

あるかないかだけでなく、程度を記録するのはなぜ?

4週間続けて「吐き気:あり」と記録しても、その形は見えないからです。消えていった10段階中の2だったのか、食事がとれなくなるほどの7だったのか。同じ用量を続けるか次に進むかを決めるとき、処方医はその2つをまったく違うものとして考えます。

おおまかな段階で十分です。何かを正確に測るのではなく、今週と先週を比べられるようにするためのものです。

記録することそれでわかること
どの症状か毎回同じ症状なのか
どのくらい強いか(スライダー)落ち着いてきているか、変わらないか、強まっているか
どの日か投与日のあとに集中しているか
その日のいつもと違うこと遅い食事、睡眠不足、打ち忘れ

副作用の記録を面倒にしないには?

続けるための習慣をいくつか紹介します。

  1. 1日の終わりではなく、気づいたときに記録する。 今の10秒は、あとのぼんやりした記憶に勝ります。
  2. 投与日のあとは少し注意して見る。 毎回の注射後の数日を見ておくと、症状が投与に沿っているかがわかります。
  3. 増量後の数週間は記録しておく。 Wegovyの添付文書では、胃腸の副作用は増量期間中に最も多く報告されたとされています。
  4. わかりにくいものも加える。 フードノイズや食欲の低下も含めましょう。どちらも、薬があなたにどう効いているかの一部です。
  5. ときどき調子のよい日も記録する。 低い値もデータです。副作用が落ち着いてきていることがわかります。

記録だけでは済まないのは、どんなとき?

記録はパターンを見るためのもので、緊急事態のためのものではありません。

Holtではどう記録する?

Holtの副作用の画面には、吐き気、便秘、胸やけ、フードノイズ、食欲の低下、だるさの程度のスライダーがあり、ほかに見ておきたいものがあればカスタムの副作用を作成できます。記録にはすべて日付がつき、Holtが副作用を投与日と並べて表示するので、ある症状がいつも注射の2日後に起きているかどうかがすぐにわかります。

私たちなら、これを記録します

  1. 特に気になる3〜4つの症状。 毎回、程度もあわせて。
  2. 新しい用量での最初の2週間。 いつもより少しだけ丁寧に。
  3. その日に変わったこと。 遅い食事、睡眠不足、打ち忘れ。
  4. フードノイズと食欲。 レポートで全体像が伝わるように。

受診のときが来たら、受診用レポートがこれらすべてを、30日、90日、または全期間のPDFにまとめます。投与と症状が並び、聞いておきたい質問例もついています。本当はそうでなかったのに「だいたい大丈夫でした」と言うことは、もうありません。

Holtで副作用を記録する

Holtの画面を見てみましょう

実際のアプリの画面です。記録して、振り返って、共有する場所をそのままお見せします。

  • 次回の受診に使えるレポート
    次回の受診に使えるレポート

よくある質問

Holtではどんな副作用を記録できますか?

Holtには吐き気、便秘、胸やけ、フードノイズ、食欲の低下、だるさの程度のスライダーがあり、それ以外のものはカスタムの副作用として追加できます。頭痛、下痢、注射部位の痛みなど、気づいたことなら何でもかまいません。

副作用はどのくらいの頻度で記録すればいい?

何かに気づいた日にさっと記録すれば十分です。投与後の数日と、増量後の最初の2週間ほどは、少しだけ注意を向けましょう。細かさより、続けることのほうが大切です。

その副作用が重大かどうか、Holtが教えてくれますか?

いいえ。Holtは記録した内容を残してパターンを表示しますが、診断はしません。強い、またはいつもと違うと感じたら処方医に連絡し、お使いの薬の添付文書にある危険な兆候があれば、すぐに助けを求めてください。

副作用の履歴を医師と共有できますか?

はい。受診用レポートは、30日、90日、または全期間をまとめたPDFで、受診のときの質問例もついています。

参考文献

  1. WEGOVY (semaglutide) prescribing information, Medication Guide and Instructions for Use — DailyMed, U.S. National Library of Medicine
  2. ZEPBOUND (tirzepatide) prescribing information, Medication Guide and Instructions for Use — DailyMed, U.S. National Library of Medicine